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東京電力株式会社より提出された東京電力株式会社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定変更申請の認可について
ID: NRA078500042
原子力規制委員会は、平成25年3月12日付け 原管発官24第670号をもって、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第37条第1項の規定に基づく原子炉施設保安規定の変更の認可申請があり、平成25年3月18日付け原管発官24第685号をもって補正申請された東京電力株式会社（以下「東京電力」という。）から受理した東京電力福島第一原子力発電所原子炉施設保安規定の変更認可申請書について、別添の通り認可しましたのでお知らせいたします。
変更申請の内容 申請の内容は、 （１）敷地内に貯蔵している高線量の汚染水を処理するため、多核種除去設備を設置し、運転することに伴う下記の変更。 第122条の2（品質保証計画） 高レベル滞留水処理関連設備の関連条文に第131条を追加 第124条（保安に関する職務） 水処理第4Gの運用管理として多核種除去設備運用による設備として非常時に使用する吸引設備を追加する。 第131条（異常時のための措置） 多核種除去設備運用による異常時の措置を追加 第149条（汚染水処理設備で発生した廃棄物の管理） 多核種除去装置の運用により発生した廃棄物の置き場を記載 添付2-1管理対象区域 添付3-1保全区域図 廃棄物置場の設置による管理対象区域、保全区域図の見直し なお、多核種除去設備については、A系に適用し、多核種除去装置A系の汚染水を用いた通水試験の結果を原子力規制委員会に通知し確認を得た後、全系列に適用する旨、付則に記載される。 （２）瓦礫類及び伐採木の一時保管エリアについて、添付2-1（管理対象区域図）を変更する。 原子力規制委員会の対応 内容について審査したところ、核燃料物質、核燃料物質によって汚染された物又は原子炉による災害の防止上十分でないものと認められないため、平成25年3月25日付けで認可しましたので、お知らせします。 関係資料
