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浜岡原子力発電所5号機における原子炉施設内への海水流入に関する影響調査について中部電力(株)から第2回中間報告を受領しましたので、公表します。
ID: NRA078500017
平成23年5月に中部電力(株)(以下「中部電力」という。)浜岡原子力発電所5号機において発生した原子炉施設内への海水流入事象について、原子力安全・保安院は、中部電力に対し、海水の流入による原子炉施設全体への影響について調査し、報告するよう求め、平成24年4月25日、原子力安全・保安院は中部電力より中間報告を受領していたところですが、本日(平成25年1月30日)、原子力規制委員会(以下「当委員会」という。)は、中部電力から当該指示に対する第2回中間報告を受領しましたのでお知らせします。 平成23年5月、内閣総理大臣からの停止要請を受け、中部電力において実施していた浜岡原子力発電所5号機の原子炉停止後の操作中に、復水器から原子炉施設内に大量の海水が流入する事象が発生しました。 事象発生以降、中部電力において原因調査や各設備の点検、影響の評価等を実施していたところ、安全上重要な施設である復水貯蔵槽に貫通孔があることが判明し、原子力安全・保安院は、平成24年3月30日、原子炉等規制法に基づく法令報告を中部電力から受けるとともに、原子炉施設内への海水流入に対する影響調査の実施を指示しました(平成24年3月30日お知らせ済み)。 これを受けて、平成24年4月25日、原子力安全・保安院は中部電力から原子炉施設への海水流入に対する影響調査に関する中間報告を受領し(平成24年4月25日お知らせ済み)、その後も、中部電力において原子炉施設内への海水流入に対する影響調査が実施されていましたが、本日(平成25年1月30日)、当委員会は、中部電力から上記指示に対する第2回中間報告を受領しましたのでお知らせします。 当委員会は、引き続き中部電力が実施する浜岡原子力発電所5号機への海水流入事象に関する影響調査の状況について、「浜岡原子力発電所5号機の海水流入事象に関する監視・評価検討会」において監視等を行っていきます。 添付資料