その他
関西電力(株)から大飯発電所3号機における運転上の制限の逸脱について報告を受領
ID: NRA078003000

1.関西電力からの報告内容 2.原子力規制委員会の対応  定格熱出力一定運転中の大飯発電所3号機において、平成30年10月17日4時33分、「充てんポンプ軸受油圧力低」等の警報が発信し、その後、現場の状況を確認したところ、3台ある充てんポンプのうち、待機中のB充てんポンプの補助油ポンプが停止していることを確認しました。 これに伴い、B充てんポンプの待機状態が確保されていない状態となったことから、同日4時39分、保安規定第90条 表90-4 90-4-3の運転上の制限 (注2) を逸脱したことを宣言しました。  本件に係る報告を受けて、現地駐在の原子力運転検査官が立入検査を行い、関西電力大飯発電所の保安規定に従い、運転上の制限の逸脱状況及び逸脱後の措置に対して必要な措置を適切にとっていることについて確認しております。 (注1)運転上の制限 保安規定において、多重の安全機能を確保するため、予備も含めて動作可能な機器(ポンプ等)の必要台数等を定めているものです。一時的にこれを満足しない状態が発生すると、事業者は運転上の制限からの逸脱を宣言し、速やかに修理等の措置を行うことが求められます。 なお、それらの措置を講ずれば、保安規定違反に該当するものでありません。 (注2)保安規定90条 表90-4 90-4-3 この条項で、モード1~6の期間においては、「B充てんポンプ(自己冷却)による充てん系が動作可能であること」が要求されています。

公開日
2018年10月17日
担当
原子力規制庁 原子力規制部 検査グループ 安全規制管理官(実用炉監視担当) 古金谷 敏之 担当:実用炉監視部門 吉野、菊川 電話(直通) 03-5114-2262 電話(代表) 03-3581-3352

実用発電用原子炉

関西電力 大飯発電所3号炉
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