事故・トラブル情報
H6タンクエリアのRO濃縮水貯留タンク上部からRO濃縮水の堰外への漏えい(東京電力(株)福島第一原子力発電所)
ID: NRA052000202
原子力規制委員会は、本日(13日)、平成26年2月20日に発生した東京電力株式会社福島第一原子力発電所におけるH6タンクエリアのRO濃縮水貯留タンク上部からRO濃縮水の堰外への漏えいについて、東京電力株式会社から原因と対策に係る報告書(補正)の提出を受けましたので、公表します。 今後、原子力規制委員会としては、報告を受けた内容を厳格に確認する予定です。
原子力規制委員会は、本日(23日)、平成26年2月20日に発生した東京電力株式会社福島第一原子力発電所におけるH6タンクエリアのRO濃縮水貯留タンク上部からRO濃縮水の堰外への漏えいについて、東京電力株式会社から原因と対策に係る報告書の提出を受けましたので、公表します。 今後、原子力規制委員会としては、報告を受けた内容を厳格に確認する予定です。
原子力規制委員会は、本日(28日)、平成26年2月20日に発生した東京電力株式会社福島第一原子力発電所におけるH6タンクエリアのRO濃縮水貯留タンク上部からRO濃縮水の堰外への漏えいについて、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき、事故故障等の状況及びそれに対する処置に係る報告書の提出を受けましたので、公表します。 今後、原子力規制委員会としては、東京電力株式会社が行う原因調査及び対策について確認していきます。
原子力規制庁は、2月20日、東京電力株式会社から、福島第一原子力発電所におけるH6タンクエリアのRO濃縮水※貯留タンク上部からRO濃縮水の堰外への漏えいについて、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づく報告を受けました。 ※RO濃縮水: タービン建屋の滞留水からセシウム除去処理した後の水を淡水化処理した際に、逆浸透膜を通過できず淡水化できなかった水 1.東京電力株式会社からの報告内容 2月20日、東京電力(株)福島第一原子力発電所において核燃料物質等の漏えいが発生したとして、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3の規定に基づき報告を受けました。 東京電力(株)から受けている報告の概要は別紙のとおりです。 2.原子力規制庁の対応 本件について、当面の対応として、現時点までに以下の指示を東京電力に対して出しております。 ・RO濃縮水の漏えいを止める措置を早急にとること。 ・漏えい水による汚染の範囲を特定すること。 ・漏えい水の量と濃度を測定すること。 ・漏えい水による汚染の範囲を特定した後、汚染の土壌の回収を行うこと。 ・本件の漏えいが発生したタンクと同型のタンクに漏えいがないか確認すること。 また、現地原子力保安検査官が、現場の状況などの確認を行っています。 今後、事業者が行う原因究明及び再発防止策について、厳格に確認していきます。