緊急時対策支援システム(ERSS)の異常について 平成25年6月3日 原子力規制委員会 本日(3日)0時27分、原子力規制庁は、独立行政法人日本原子力研究開発機構(以下、「JAEA」という。)から緊急時対策支援システム(ERSS)にすべての運転データが伝送できない状態である旨の連絡を受けました。 その後、原因は情報伝送サーバの電源異常と判明し、ERSSの復旧作業を進め、本日4時37分に復旧し、正常に動作することが確認されました。 なお、本件は、原子力施設のトラブルに関するものではありません。 概要 1.本日(3日)0時27分、JAEAのもんじゅからERSSに全ての運転データが伝送できない状態である旨の連絡を受けました。 2.その後、JAEAにおいては、復旧作業を進め、本日4時7分に警報をクリアし、運転データの伝送を開始したが、伝送状態が不安定なため、4時23分~4時36分まで再度運転データの伝送が停止した。最終的に運転データの伝送が復帰したのは4時37分。 3.JAEAにおいては、情報伝送サーバの電源異常が起きた原因の調査を進めているところです。 4.なお、原子力規制庁では、復旧までの間、JAEAからの電話、FAX、電子メール等でプラント情報を入手できる体制を構築し、万一、事故等が生じた場合には、プラント情報を直接入力することにより、ERSSによる事故進展を予測することができることから、特に問題はありませんでした。 本発表のお問合せ先 原子力規制庁 原子力防災課 課長:金子 担当:水野、中西 電話:03-3581-3352(代表) 03-5114-2121(直通)